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書評:『習近平の肖像』 崔虎敏・宇田川 敬介 訳

評価:
崔虎敏
飛鳥新社
¥ 1,200
(2015-03-26)

習近平について知りたくて読書。

この数年は北朝鮮の異常性がクローズアップされる影響か中国の国家、政府の異質さがあまり話題になっていないようだ。

本書は、冒頭で丁寧に書かれているが、反習近平であり、薄煕来に親近感を持つ中国人たちが書いた手紙を中国崩壊論を主張する日本人が翻訳しまとめている本であることを前提に読んだほうがいい。

習近平氏は、青年期の環境や文化大革命がトラウマとなり今に影響しているのだそうだ。

文革を説明する下りは参考になる。

しかし、全体的に各手紙の著者の政治思想が強く反映されておりあまり根拠が感じられない。

習近平氏が文革を否定し、毛沢東主義を明確に否定したことで毛沢東を超える存在にという動きは確かに進行しつつある。興味があるのは、今後の中国がどう国外行動を起こすのかだ。

日本は安全保の兼ね合いで政府レベルでは現実的な付き合いをし、交易として製品、商品の売買は継続していくべきだろうが、日本人が積極的に中国とかかわることはなくなっていき民間レベルでの離中傾向は今後も続き、住むなんてとんでもない、出張や旅行することすら大きなリスクになる時代を迎えている。

著者たちの言葉を借りればそれだけ共産党統治が危険水域に入り始めている兆しなのかもしれない。

GDPにおいて世界2位となった中国にしたのは中国共産党であるが、中国が民主主義ではなく実に奇妙で異質な世界最大の人治国家であることを日本人は最近ようやく再認識してきたのではないであろうか。

中国という国と一般の中国人は分けて考えるべきだと居住した経験者としては強く感じる。そう考えると中国という国は中国人にとってはつくづく不運だなと思う。

読書時間:約55分

本書は知人からいただいたものです。有り難うございます。

JUGEMテーマ:読書

2017.11.20 Monday | さんみげるK | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark | category:レビュー
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