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書評:『中国人の正体』 石 平(せき へい)

評価:
石平(せきへい)
宝島社
¥ 1,008
(2011-06-17)

中国人について知りたくて読書。

「利益最大化の原則」
分かりやすい例えだと思う。

中国に行ったことない人や旅行で行った程度の人は、誇張しすぎていると感じるかもしれない。だが、実際に生活したり、かかわった人間が読むとなるほどと思う箇所が多い。確かに中国人はと一括りで語られているが、漢族でも地域、年齢、学歴、環境による差が大きいので、一概には言えないのは日本人でも同じ。ページ数の都合で今回は、割愛しているのだと思う。

爆買いが話題になった2年前くらいから客としての中国人にどう対処するかという問題が大きくなってきた。コンビニ、ホテル、空港など主に日本側のサービス業のスタッフのメンタルヘルスを守るためにもしっかりとした中国人の行動原理を学び、どのように注意したり、他の客のサービスレベルを落とさないようにするかを真剣に考える必要がある。しかし、現状、多くの企業では個々の現場に任されており対策ができているとは言えない。

日本で対中国人対策マニュアルができて成果が出せれば、中国人客が急増している先進国や他の国々へ商品として売り込めると思う。それだけ教育教材として魅力があるものではないだろうか。

周恩来の墓壊しの話は初見だったが、驚いた。確かに中国の都市部には墓がない。郊外に隠れるように貧相な墓らしきものがあり、清明節などには墓参りに行くが、墓そのものの価値が相当低く、文革の悪影響はここにもあると思うと悲しい。

文革を経験した人は一応に口が重いようだが、体験者の話を聞くと、国そのものが根本的に崩壊したに等しいとんでもないもの。公共心や他人を信用するかとか日本人からすると信じられない人としての基本的に部分をあらかた喪失してしまっても不思議はない。

文革が終わって40年ちょっつと。今の中国はここから始まったと考える人もいる。建国40年の歴史がない赤ん坊国家。だから変化も速いから日々変化して、よくもなっているのも事実。

しかし、事実や正しい歴史よりも現世の利益を最大限重視する共産主義国家である限り、難しい。

台湾人、香港人、老華僑、新華僑の説明は面白い。日本の住むそれらの人の話をもっと聞いてみたいと思った。

中国人にとってメンツ=利益という話は納得。

今後も日本や世界の国は、中国と付き合っていく必要がある。そのためには批判したり嫌いばかりではなく、中国を、中国人をもっと知る必要があるのだと思う。

読書時間:約1時間

JUGEMテーマ:読書

2017.07.07 Friday | さんみげるK | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark | category:レビュー
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